矯正の判断基準<経験談より>
"●はじめに
八重歯、がちゃ歯、すきっ歯…並びが少しでも悪かったら、矯正するかどうか迷うも
のです。
わたしは小学生の頃から八重歯が1つありました。もちろん学校の歯科検診で「歯並
びの悪さ」にチェックが入った紙がもどってくるのは当たり前でした。しかし、なん
せ外見が気になるお年頃…当時のわたしは、歯に装着する装置によって外見が悪くな
るのが嫌で矯正を見送っていました。それから6年、高校に入り矯正したわたしは1
80度世界が変わったと言っても過言ではないくらい歯並びの良さに救われました。
結論から言うと、矯正はするべきだと思います。
- 矯正の手順
八重歯の場合は、一般的に左右の親知らず2本とその他犬歯のひとつ後ろを、左右1
本ずつの抜糸が行われます。そして歯型をとって、それに合うワイヤーを作ってもら
います。準備が終われば装置を装着し、およそ月に1回通うというのが主な流れで
す。矯正期間は3年前後が多いです。
- 矯正のメリット
歯並びが良くなる、また笑顔に自信が持てるという意見がもっとも多いのではないの
でしょうか。そのほか、もちろん歯磨きの習慣は今まで以上につきますしフロスや
ジェルなど矯正をしなければ知ることもなかったであろうものを使用することによっ
て断然、歯の状態は向上します。事実、わたしも虫歯がなくなり年に何回も通ってい
た歯科にはぴたりといくのをやめました。このように「健康な歯が長く続くこと」こ
れが歯科矯正のみならず、歯に関わることにおいてはもっとも重要なことだとおもい
ます。
- 矯正のデメリット
まずは、費用が安くても100万円前後と高額なことではないでしょうか。このコス
トが矯正に踏み切るか踏み切らないかを大きく左右することとなっています。そし
て、健康な歯を美しさをとって抜糸してしまうというこの2つに加えて、社会人の方
や受験生からは時間が取られるなどのマイナスの声が聞かれます。
- 解決法
費用の面は分割払いや、確定申告によって結構な額の矯正治療代が返ってきますので
ぜひ検討してみてください。また、歯並びが悪いことによって引き起こす身体への影
響を考えると、抜糸という選択肢はむしろプラスなものであると思います。しかし、
倫理的な問題もはらむと思いますのでその場合は「抜糸しない矯正治療」を施してく
れる医療期間の受診をお勧めします。"