親知らずの抜歯の経験

私は6ヶ月に一度、歯のクリーニングに三宮の歯科に出向きます。 
きっかけとなったのは、数年前に親知らずの抜歯を経験した事です。
 
抜歯に至るまでに、奥歯の歯茎辺りが腫れて痛むということが繰り返し幾度か起きていました。 
毎回しばらくすると落ち着くのでさほど気にはしていなかったのですが、ある時あまりに腫れて痛むので歯科に行ってみると、親知らずが真横に生えていてしかも埋没していて、それが原因で磨き残しができ炎症を繰り返しているとのこと。 
しかも炎症を繰り返す事によって歯槽骨が侵食されてしまっていると言われました。
そのまま放置すれば健康な歯まで抜け落ちるかもしれないと…。 
結局、炎症が落ち着いたら口腔外科にて抜歯をする事になりました。
 
抜歯当日、下顎の奥深く麻酔の針を刺し作業が始まりました。 
埋没していた為、歯茎を切開し、歯槽骨を削っての抜歯となりました。 
結構手こずり2時間ほどかかったので、抜歯後の腫れはかなりのものでした。 
それに抜歯した隣の7番の歯までグラグラしてしまい…これはその時の先生の話では""歯周病が進み歯槽骨が思いのほか溶けてしまっていたから""と説明を受けましたが、他の歯科の先生の見解では""親知らずを抜歯する際に隣の歯を脱臼させてしまった可能性もある""というお話、結局ハッキリはしませんでしたが、結局そのせいでなかなか出血も止まらず散々でした。
 
翌朝になっても完全に出血はおさまらず、隣のグラつく歯の固定をし、その後1年ほ
ど様子を見ましたが、結局その歯も抜歯する結果となりました。
 
結果的に親知らずの抜歯のはずが、隣の健康な歯まで失ってしまいましたが、原因が
どちらなのかは今となっては分かりません。 
抜歯した歯を見せてもらいましたが、虫歯も無く根っこもしっかりしていて、その時はなんだか虚しい気持ちになりました。
 
そんな経験があってから、私の歯に対する姿勢が変わりました。
残された歯をとにかく守りたい??  もう無駄に失いたくないと強く思いました。 
それから定期的に歯科に通うようになり早5年は経ったでしょうか、今後ももちろんお付き合いしていただくつもりです。

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